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人間は、自然から遠ざかるほど病気に近づく
ヒポクラテス(古代ギリシャの医師)

植物や花に触れる日常

それは店に並ぶ以外にも
道端に咲く花、木々、
山や沢に行った時に見つける
季節の植物たち

いろんな場所で
日常を彩ってくれています

私は旅するときも基本その街の
植物園だったり
好きな花屋や植物屋
庭に付随するものなんかも
みて歩きます。

視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚
いわゆる五感を駆使して
それを感じようと思います。

植物の持つ力は想像をはるか
超えて生きとし生けるもの
全てをを守ってくれている

彼らのことを
まだまだほんの一部も知れていない
理解できていない

今年はとにかく目で見て
足で歩いて
知らないことを
学んでいこうと昨年末から
決めていました。

年明けに南アフリカに旅したのも
自分が取り扱う植物たちの生まれて場所を
生態を知りたかったし
肌で感じたかったから。

植物に関する興味も好奇心も
愛情も増して帰国すると
このウイルスにひっくり返ってしまった
世界。

何年越しで日程の問題や
人気すぎてなかなか予約も取れずで
参加できず、
今年必ず勉強にいこうと決めていた
お目当の植物療法も講座は開かれず・・

けれどZOOMにてオンライン講座が決まり
今回やっと基本クラスからの参加
基本クラスから段階的に深掘りして
植物療法について学べるのです。

やはり実際に行って色んなフィールドで活躍される
方々との出会いの中
受講したかった思いはあれど
自分の店の花や植物たちと一緒に
受講できるのもまた楽しいなと
なかなか贅沢な時間を過ごせました。

コロナで失った世界もあるかも知れないけれど
私は結構肯定的にしか捉えていなくて
あらゆる面で無駄なもの
淘汰されるべきものがされ
必要なものがよりシンプルに
大切にできる。
余白が作りやすい時代になったのかなと。

それも本人の受け取り方ひとつでは
ありますが。

個々の人間力が浮き彫りに
なるのかなとそんな感覚でいます。

私が今日受講した
Phytotherapy(フィトセラピー)は
世界最古の自然療法です。

フィトはラテン語で「植物」
セラピーは「療法」

西洋医学の対処療法とは
全く違う観点から
植物の力を用いて
体質を改善しながら
症状の出にくい身体にアプローチしていく

自分自身の身体の変化や声に
敏感になる
例えば頭痛の前兆を察知して
ハーブで対処するなど。

体調不良になってから
患部を治療しても
また不調になることって
皆さんもそれぞれに
思い当たることと思います。

自律神経のケアだったり
気持ちを緩めてほぐしてあげることも
とても大切

いつもお世話になっている
マッサージ店のオーナーさんにも
よく身体の構造について
教えてもらうのですが
自律神経の乱れからの不調って
凝りや偏頭痛、血流が滞って
むくみなんかも引き起こす

運動すればいいとか
よく眠ればいいとか
それだけじゃケアできないのが
現代社会で生き抜く人たちの
厄介なところです。

やはり体内からケアしてあげて
ストレスを緩和できる
術や手法を身につけるべきだと
思うのです。

多少のストレスは人間には
必要だと言いますし
私も同感です。

緊張感とプレッシャーがなければ
それ以上の可能性を広げることなんて
できない。
現状維持は衰退を意味します。

でも自分自身を可愛がりながら
長く高く走れるように色んな術を
知りたい。

願わくばちゃんとそれについて学び
周りの人や、お客様にも
還元できればいいなと
そう考えています。

植物は自ら他の生物の命は奪わず
ただあらゆる生物に
命さえそっと差し出す
共存しようと手を伸ばしてくれる
知性のある生き物だと気付いたと
先生はおっしゃいました。

本当にそうだなと思うのです。

人間が奪い合い
破壊して
侵略した自然と世界

それでも自然はただ受け入れてくれている
生命の営みを支えるかのように

晴れの日も
雨の日も
雪の日も

私にできること
それはもっと知ること

町を歩く
山に行く
川に行く
海に行く

その中で感じたこと
知ったこと
それを小さな力でも
声にあげて
伝え続けること

今日は様々な植物の効能
ハーブの使い方、心と身体の
緩め方なんかを午前、午後と学びました。

楽しかった!
学べるってなんでこんなに
楽しいのでしょう。
学びたいことが
まだまだある。

ZOOM講習会って
移動時間のロスがない
沢山の人とモニター越しに
顔を合わて楽しみながらも
1人の空間で集中できる

これは面白い世界の可能性が
どんどん広がっていくんだろうなと
感じました。

色んなヒントと
学びがあって
私ももっと知識や経験を携えて
周りを楽しませて
地域のお役に立ちたいです。

次は8月。
それまでに色んなこと
実験してみよう。
きっと色々に挑戦できる!

一歩進めるって
嬉しいです。

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