BLOG

ブログ

何かにものすごく惹かれたりする

”理屈じゃない”

月並みによく使われる言葉

でも周りから見たら「なんで?」ってことは
よくあること。

それはお互い様
惹かれる根源って
なんにしても不思議だなあと思う

私の場合、人も物も
何かを選択することも
同じことで基本迷いがない

あとで周り回って違ったな!と言うことも然り・・
その時は自分自身でベストな判断を下しているのだから
仕方ないといえばそう。
その時間も大切な経験だから必然だと思う

直感と野性的な感覚を頼りに生きてきたものだから
今更賢くも論理的にも物事を判断できない

例えば、
身に纏う服は私の皮膚の様なものであり
その日の在りたい私そのものでもある。

別に個性的な服だからとか
どこぞのブランドの服だから着たいとか
そんな感覚はない

朝起きて服を選ぶ

それは今日はどんな私でいたいかの
心のアンテナが立ったものに向く

今朝は夏空が眩しかったから
真っ青な空色のスカートに
真っ白なまんまるい形のシャツを選んだ

ふんわり空気を含んで
昔、「そのスカートの色好きだなー」と言われた
そんな思い出も含めて
私の心を浮き足立たせてくれる

ファッションはただ服を着ると言うこととは
全く違う

生き様だと思う

価値観は勿論あるので個人的主観でいえば

自分自身をプロデュースすること
言い方がなんかナンセンスですが・・・

どんな自分で在りたいか
どう映りたいか
この店を運営する上でも
ファッションは作品をお届けする上で
絶対的に必要な付加価値だと考えて選びだす

デザイナーの作ったものづくりのバッグボーン
ストーリー、
袖を通した時にハッとする
パタンナーのこだわり
縫製の優しさ

ものすごく沢山の人の想いが入魂されて
服は成り立つ

そうして生まれたものを
移植するかの様に
自分の肌に通す
そしてその日私を守り
発光させてくれる
皮膚となる

小さな頃からとにかく服が好き
好きなだけ。

センスはずっとなかったから
コーディーネートは微妙だったし
不思議な配色で合わせることも多かった

若い頃は人の目が気になるしで
自分のセンスに更に自信なくなって
街角に映る自分や鏡を見ることがとにかく苦手だった

それでも好きなものは好き
自身あろうがなかろうが好き
センスなくても好き
理屈じゃない

段々とそんな風に自分の

”なんか好き”
”なんか気になる”

それを追求していたら
周りの目とかあれこれ言われることが
気にならなくなった

変わっているね!は
個性だと気づいたし
世の中には数学で割り切れないことの方が
とにかく多い

足し算、引き算、掛け算、割り算で
全部同じ答えが出れば
こんなにつまらないことはない
みんな違うのに答えが同じわけない

それでも時に判断を見失った時
そっとそれでもいいんだと
声をかけてくれる人がいる

割り切れないことにも
意味がある
それだけこだわる必要があることなんだと
そう背中をポンポンっと叩いてくれる人

そんな人で私も在りたい

理屈で説明できない感情と日々のこと

ややこしい私のこだわり
うまく説明できたり曖昧に納得して
ごまかせる様な性格じゃないから

受け入れて
今日も打たれ強く
タフに笑っていよう

みなさま灼熱の夏休みは夏だけの特権です。
楽しいお盆休みをお過ごしくださいね。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。