BLOG

ブログ

私は小さな頃から飛び抜けて視力がいい

今も2.0はあるし、むしろアフリカ人にも結構対抗できるんじゃないかと思う
そのせいというわけではないけれど色彩にはものすごく興味があって
既成概念に囚われずに色を組み合わせることに特化した
勉強や仕事をしてきたように思う。

舞台照明の仕事を夢見て学校に通っていた時もそう
瞳に映る色で人の感情や想いは表現できると感じたし
音楽を聴きながらメロディーに沿った
色をイメージすることもそうだった

やがてファッションの道に進み洋服たちとも
色の妙について学ぶことばかりだった。

建築もそうだし、色や光がずっと傍にあって
私の道を照らしてきてくれた

花と植物と生きていくことになり
その全ての集大成というか総合力で今の形が生まれた

光の当て方、いかにすれば1番花が光り輝くか
したから浮かび上がらせることもあれば
あえて影の中でテクスチャーのみが浮かび上がるように
配置することもある。

どの色彩で並べていけば花たちが互いに引き立て合い
最高に可愛く美しい姿でお客様に見ていただけるだろうか?など
光と色で私の世界は溢れている

人も光であると思う

少し元気がない時には親友が
じゃがいもを送ると言ってきた

あとで聞けば、初めて種芋から自分で植えて、芽かきして
スコップで土寄せして2日間使い物にならないくらい疲れながらも
可愛がったじゃがいもなんだと。
そんな太陽みたいなじゃがいも、元気が出ないわけない
とっさにじゃがいも送る!という親友のその気持ちが
温かくて沁みた

私を私以上によく知る親友からは欲張りなさんなとも言われた

向上心が高くて努力を積み重ねる姿勢はいい
でも欲張りすぎると身体がしんどい
もう少し緩めてあげてもいいのだと

もっともっとできるようになりたい
もっともっとと自分に叱咤激励する

周りの温かな光を感じていつもハッとする
私の周りは太陽のような人が沢山いる
そして心が解けて軽くなって私は私を見失わずにすむ

泣き虫花屋は卒業してね!と言われるけど
ありがたくて毎日泣いてしまう

本当に温かな人のなんと多いことかと日々実感し
感謝の気持ちでひたひたになる

私の花で感謝の思いを届けてくれたり
何も言わずに大好きな人の店へと
私の店で沢山の花たちを買って持っていかれるあの方も。
みんなとてもスマートで粋

そして私が大切に想う人や店のことを
自分も大切にしたいと思ってくださる

オススメすればそのお店や人を一緒に応援してくださる

「じゃそこで買い物しよう」
「山を始めるならあの店で揃えよう」
「そこでご飯食べよう」
「そこで髪を切りに行ってみよう」
チャリティネイルの協力をお願いすれば
足を運んでネイルをしてくださる。

どれだけ優しいのだろうと想うけれど
こんな頼りない店主の小さな店でも
きっとそんな粋な方たちの拠り所で在れてるのかもしれないと
そう思うようになった。

私には大きなことを変える力はないけれど
日々の暮らしを温める術を花を通して伝えることができる
植物の成長がどれほど暮らしに潤いをもたらすかを
一緒に楽しむことができる。

太陽みたいに照らしてくれる人たちに
私も光を返せますように。
その優しさに恥じないように
精一杯今日を生きて
誰かの心をそっと温めうる場所を作れますように。

関わってくださる皆さんへ
とびっきりの感謝を込めて
いつもありがとうございます。

明日もきっと光射す日へ

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。