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花や植物の声って聞こえるんですか?

よくお客様に聞かれます。
答えは「はい」です。

人間同士のような言語は持ち合わせませんが
植物たちはこれでもかってくらいに
私や母に話しかけてきます。

思えば小さな頃から母が庭に咲く花や
植物、カベチョロなどと会話するのを
当たり前のように聞いて育ちました。

錯覚でも妄想でもなんでもなくて
よく目を凝らし
耳をすませば
おしゃべりな彼らは
沢山思いを伝えてくれます。


私はなぜ植物屋になっているのか
考えてみれば自然といえば
自然なことのような気がします。

好きなことを仕事にするのは大変じゃないですか?
もしくは好きなことを仕事にできて幸せですね!

これもよく言われます。

忙しいことはとてもありがたく
自分を信じてひたすら
好きな方向性を突き進めることができます。

好きなことを仕事にしたのかというと
成り行きで進んでいったので
結果好きなことの
集大成にたどり着いてるといった
状況でしょうか。
真剣に日々挑んでいますが
店をするということが
明確なる目標や計画的では全然なかったこと。

いまだに経営は向いてないのは
周知の事実です。
「NPO法人みたいな植物屋」だねと
親友にも言われます。

“お金を儲ける”

これは大切なことです。
けれどお店を運営する最低限の原資さえ残れば
特に儲けたくもないです。

自由にお客様と向き合える
この環境が何よりの人生のギフトであって
これ以上求めたらバチがあたるんじゃないかしら?

そう思えるほど日々、
最高に素敵なゲストたちに
水や新鮮な空気を支えられ、
パワーをもらって
花や植物や私は生きています。

それがあれば他には必要なもの
今は思いつきません。

希望があるとすれば
そんな沢山の愛をくださる皆さんへ
私ができることを
模索してもがき続けていきたいということ。

命をかけて
やるべきことが見つかると
人はこんなに前しか見えなくなるのだと
たかが田舎の花屋が大袈裟だ!
と笑う方もいるかもしれません。

それでもいいです。
私は今日も明日も
全力で走り抜けて
花たちともに
皆さんの笑顔を見たい。

さて暑苦しいので
そろそろ帰るとします。

本日も沢山のギフト
ありがとうございました。

明日もここからお待ちしています。

写真:flassco 大島 真由子

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