適材適所
頑張っても頑張っても噛み合わないこと
空回りが過ぎることって誰にでも経験があると思う
例えば仕事、職場
一生懸命やって成果を生み出そうと奮闘するも
周りとの軋轢やどんなに努力しても
それに見合う結果を導き出せない
できない自分にがっかりして
ジレンマに陥って、またもがく
自己嫌悪と反省の繰り返し
逆に今の自分の背丈にあった仕事や場所を見つけたとして
それは同じだけの労力や気持ちで挑んでも
どんどん肥やしにできたりする
結果は二倍三倍と新たなご縁を生み出して
努力は変わらずするけど
苦しくはない
むしろ楽しくて、やりがいがあるって
こんなに尽きないものかと驚きさえ覚える
その場所は
いつ、どこで、誰と
どんな風に重なるかで
歴然の差を生むものだ
思いもよらないきっかけが
そこまで導いてくれることもあるし
心を閉ざさずに人やことに触れ続けていれば
こちらから出向かずとも
必ずきっかけやチャンスが向こうからやってくる
口に出しておくことも大切
その上で何かしらの好きなこと、やるべきことを
弛まず真摯に続けていれば誰かが見ていてくれる
これは万国共通じゃないかと思う
どんな場所にいても
とにかく一生懸命な姿勢は1番必須だとも思う
ここは自分の望む場所や着地点じゃないからと
手をぬけばきっと望む場所に行ったところで
いつか手を抜く
人間は弱くて、強い
自分自身のことを1番近くで1番冷静に見ているのも
自分自身
ただ良くも悪く正当に評価できるかというと
そこは微妙な気がする
私の場合、自分に対しては酷評だったもので
このまま歳だけ重ねてしまって
何もなし得なければせっかく生きているのにもったいない!
どうすべきか?
仕事で成果を出して
評価されれば少しは自分に自信が持てるのかも
しれないと焦燥感の塊だった
仕事を下手くそなりに一生懸命励んでいた姿勢で
引っ張り上げてくれる人たちに巡り会えた
好きなだけで続けていたことが
いろんな仕事や出会いの中で総合力として
表現する糧に少しだけ育っていた
色んなご縁のおかげと
職場を去ろうと決めて先行き全く不透明な
ニートになるか、フリーターになるしかないか?
なんて絶望的なタイミングのおかげで今に繋がった
やってみなよ!と言ってくださる人々のおかげで
今こうして不思議な形態の植物屋を営めている
どこが抜けても今ではなかったし
あんなに必死でもうまくできなかったことが
必死さは変わらなくても
スルスルと流れるように日々
健やかに励めている
今も全く余裕はないし
いつも自己嫌悪と反省は変わらない
変わったことといえば
背伸びして自分を大きく強く見せようという
小手先の無駄なことをしなくなったこと
できること、その一歩二歩先くらいまで
等身大で挑むしかお客様やクライアントに通用しないことを
身をもって教わっているからだと思う
もし今の居場所でしんどいな
何だかうまく回らないなという方がいれば
こう伝えたい
きっとどこかにその場所はある
でも今の目の前のことをおざなりにしていては
そこにたどり着くチャンスが来た時
思い切って飛べる体力が備わっていなかったりする
日々を大切に
愚痴らず腐らず(弱音は吐いてもいいから)
いろんなことは経験値として
後々の糧になると思えば
少し楽になりはしないだろうか
この人にはピタリと合う場所が
自分に合わなかっただけということは
社会の中には溢れている
みんな違うから当然といえば当然
自分で気づけなくても
きっと周りの誰かが連れていってくれる
本人でも気づいてあげられなかった適正に
気づかせてくれることだってある
私は今いる場所が自分の使命が待っているんだと
そう感じながら勤しんでいる
少しずつ変化しながら
進化していけるよう
日々チャレンジの繰り返し
花や植物とともに
誰かの日常をそっと緩めることが
できればいいなと願って
愚直に自分にできることを
学びながらやり遂げていきたいと思う
「褒め上手ですね!」と
お客様によく言われるけど
褒めているつもりはなくて
単純にいいな、見習いたいなと思うことは
口にして伝えたい
どうせ同じ1日ならば
出会う数少ない誰かの素敵だと思うことを
見つけることが癖になったから伝えていたい
花たちが主力となって導き出せるものだけど
誰かさんの笑顔をもっと沢山みていたいなと思う
みんな素敵なんだけど
頑張ってやりくりしているんだけど
つい自分には厳しくなってしまうから
みんな違って
みんないい
それが全て
さて今日、明日は定休日です。
みなさまは週のスタートの月曜日
心豊かにお過ごしくださいね。
また水曜日から花たちとお待ちしております。
この記事へのコメントはありません。