思えばいつも誰かに応援してもらってきた

人並みにできないことの多かった子ども時代
コンプレックスの塊だった学生時代
社会人になってからも自己嫌悪の連続
そんな中でも気づけばいつも誰かが
そっと手を引いて背中を押してくれていた

あんなに自信なくて弱さも偏りも受け入れて
あげられないばかりの自己肯定感の低かった自身

あの頃1人だったなら
きっと死んでいたかもしれない
大袈裟でも何でもなく
もがくだけの無駄に空回りな自分に耐えられなくて

周りの愛情や優しさにも
素直に受け取れないまま
あの頃は何にも気づけなかった
直視したくなかった

そんな中でも好きなことを
思うまま納得いくまで突き詰めることだけは
ずっとできていて
仕事も遊びも
いつも一生懸命なのは最大の取り柄だったと思う

というのも働くことも
趣味も遊ぶことも
同じ量で全部好きだった
やりがいがあるって幸せなこと
誰かの笑顔を見ることが幸せだった

どちらかが比重が大きくても
満足できない
満たされない
バランスが良い時は
するすると物事は進むもの

今思うと
なぜいい人、芯のぶっとい人にばかり
都度出会って、がっつり応援してもらうことができたのか

そして今、新たに出会う方も
もったいないくらい素敵な人ばかりに
いつも沿道からパタパタと旗を振ってもらって
大丈夫大丈夫！その調子で頑張れ！と
パワーをもらっているような感覚

だから私もそんな風に旗を振れる人で在りたい

頑張っているひと
夢みるひと
日々もがいて闘っているひと
目標に向かって進むひと
家族を支えるひと
悩みながらも生き抜くひと

コンプレックスを持っている
弱さもヘタレも嫌なくらい持ち合わせてきた
私だからこそ応援できることも
きっとあると思う

夢や目標には覚悟すればきっと手が届く
手が届くというかそのスタート地点には辿り着けるはず

それがどんな形で実を結ぶかはひとそれぞれだけど
多分叶えたい、やろう！と思えるものに出会えたら
意外に簡単にその壁を突破する術を探して
みな無我夢中に走れる気がする

それは大抵周りが見つけていてくれたりもする
自分で気付けなかった武器
素直に受け取れたら
高く飛べることもあるんだと知った

物事は思うようにいかない時も勿論ある
逆に想像を超えて思いもよらない人や場所や
事象に出会わせてくれることもある

日々はいきもの

昨日までの積み重ねが
立体となり意思を持って勝手に動きだす

店ももはや私の範疇を超えて
お客様それぞれの中で自由に
勝手に息づいて育っている
それぞれの方にとって必要な形が何かしら役割となれれば
とても嬉しいし
それって面白い

未来は全て想定不可能で
細胞分裂しながら
七変化してみたこともない世界を
見せてくれる

勇気を持って踏み出した人へ
私もできることがあれば
応援できる器を携えていたい

私の少ない経験から言うならば
やってみただけ
挑戦しただけが
自分の布石となり、道となる

どんな小さなことでもいいから
可能性を信じて見ること
自分って面白いこと考えるなあとか
ワクワクして見ること

誰かが世界を変えてはくれない
自分でなら今この瞬間から
変えられる

ご機嫌にも不機嫌にも
素直にも捻くれても
同じ速さで時はいってしまう

アスリートではないけど
どれだけ鍛錬できるか
どれだけタフになれるか
限界の向こう側
それをずっと追いかけていたいし
見てみたいと今は思う

きっとあれが限界だなんて思っていても
少しずつ殻を破り、
できることが増えれば
また限界の境界線は広がっていくんだと思う

人間て面白いな

自分に誰かのために
今日もここから思い切り旗を振ろう

フレーフレーみんな！