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今日は緊張感について感じることを。

日々様々なご要望を受けてオーダーを創ります。
仕入れからスタートし
納期内に製作納品するまでの
緊張感とハラハラする感覚は
毎度慣れることはありません。

ある時は個人のお客様のご自宅用のご注文
お祝いのアレンジ、
設計事務所が設計施工した物件への装飾、
ウェディングブーケ等
店舗への装花
哀しみを悼む花束
店頭に来てくださってご自宅用の花を選ぶ
お手伝いをする時さえ
緊張するものです。

設計事務所の設計した物件に対してのオーダーは
写真や図面を参考にしつつ、
コンセプトや空間を参考に
設計者、お施主様の求めるイメージを
理解できるよう噛み砕いてから製作に入ります。

その緊張感たるや半端なく、
時に何周もイメージしすぎて
わけがわからなくなることも
多々あります。

経験と直感と空想力頼りではありますが
ギリギリまで引き算することも
時に挑戦であり、
足し算していくことの方が
簡単なんだなと最近つくづく
感じていたりします。

信頼関係のできているクライアントでも
一度この程度でいいか・・と少しでも
気を抜けば
次はないと言い聞かせ、
チャンスは一度きりだという思いで
オーダーに向き合います。

その時間
緊張感から逃げ出したい衝動と
難解なら難解なほど
なんとかあっと喜ばれるものを
生み出したい!
ドーパミンのような興奮物質が
頭の中を駆け巡ります。

おそらくこれを感じなくなったら
私が衰退していく時なんだろうと
感じています。

2つとして同じ作品は作れません。

オーダーはその方の顔やある時は
オーダーの文章を見て
自分自身の中にその人、
その場所を想像して
作り上げていきます。

緊張感と段取りと瞬発力

最終的にはこれに限ります。

これって仕事に関わらず
普段にも当てはまるのかなと感じるのです。

ある程度のストレス(負荷)は人間には
必要なのだそうです。
常に前へ前に進もうとする探究心
緊張を超えて達成できたときに見えるもの

小さなハードルは日々降っては湧いてきます。
迂回して通るより
ひとつひとつクリアして
力を蓄えること

冒険心を忘れずに挑戦し続けること

お客様にオーダーをお渡しする時の
その表情

100発100中でクリアできるわけはありませんが
目一杯ワクワクしてもらえる仕事を
心がけていきたいものです。

最近ではイレギュラーの撮影なども参加させていただました。
カメラマン、ヘアメイク、モデル・・・
その道のプロに混じっての真剣勝負
答えのない世界だからこそ
イマジネーションを磨くためにも
こんな機会も増やしていこうと思っています。

日常に適度な緊張感ありますか?

写真:flassco 大島 真由子

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