想いを伝える
気持ちを伝えるということは意外と
いや、とても難しい
いつも素直でまっさらな気持ちでいられたら
それも難しくないのかもしれないけれど
人は雑念とか自分の都合とか意地とかも
入ってしまうからたちが悪い
店をやっていて
私には何ができるんだろうか?とよく考える
私はただ好きなことで経済活動がしたくて店の看板をあげたわけではない
もちろん続けていく上で最低限のそれは大切なこと
でも目的ではない
私がつくりたい場所
花と植物の力を9割以上借りてやりたいことは
誰でもいいから
誰かの拠り所となれる
そっと深呼吸できる
身体中に入った力をそっと緩められる停留所でありたい
そんな
町の小さな森や山でありたいということ
4年目に入ってその輪郭がはっきり見え始めて
やるべきこと
伝え続けるべきこと
その方向が明確になりつつある
言葉は難しい
想いを表現することも然り
それでも伝え続けていれば
きっとどこかの変化球で
その人に届くかもしれない
周り回って誰かと繋がり
温めうることができたなら
店を始めてよかったなと思える
うまくいかないことも多い世の中で
生かされている意味をふと考える
私にしかできない何かがあるはずで
誰かを今日1人でも
笑顔にできたなら
その意味が見つかるんだと思って過ごしている
日々は奇跡の積み重ね
こぼれ落ちれも
きっとまた何かを掌で握りしめている
人間ってそんなタフな生き物
私は町の小さな山になって
まだ小さいけど少しづつ大きな懐で
温められるといいなと思う
今日見たミツマタの花の群生を見ていたら
あまりに美しく咲いているので
涙が止まらなくなった
ただ季節が巡ったから
咲き誇る
誰が見ていても
いなくても
今日ベストを尽くす
だから山が好きだ
植物は等身大でいないことがない
背伸びしていたら
笑われそうだ
元気な時も
そうでない時も
自然に身を置くと
呼吸が楽になる
植物の波動を感じるからか
自分も森の一部だと
気づかされるからだろうか?
とにかく山に行くと気持ちがいい
深呼吸って必要
ミツマタに塗れて
泣いて笑った久々の休日
明日も神様が生きるチャンスをもしくれたなら
精一杯丁寧に大切に生きてやろうと思う
誰かにそっと寄り添えるといいな
明日もきっといい日
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