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初夏に写真家のflassco madiraさんに

「視線」
と言うコンセプトの
フォトセッションをお願いしました。

今の自分を残したいとか
プロフィールに使う写真が使いたいとかでは全くなく、
トークセッションにて今の胸の内を晒して
彼女のレンズを通して写し出される裸の自分を
見てみたかった。

痛々しいほど生身を晒して生きる彼女
クリエイションで生きる人間と
体当たりでぶつかってみたいと言う好奇心もありました。

話が長くなって結局撮影はもういいんじゃない?と言う
空気になりながら彼女が話しながらも撮りためた写真

まるで野生の鹿か狼か

作品を創るときの目が鋭いねとはよく言われますが
私の目はこんなにも動物的なのか・・・と
なんだか納得もいった一枚

私は自分自身の持つ鋭さ故に
時に人を傷つけてしまう
だから柔らかな植物や花といると
自然のまま鋭さが少し丸みを帯びるから
安心して人と接することができるのかなと
そう感じたりします。

昔から口癖のように唱えてきた
「小さな殻を破りたい」

そんなことばかり言っているよ
十分に殻は破ってるよと周りに言われますが
そう唱えていれば
安心だったのかなと今は思うのです。

自信がない、私なんかが
そう言っていれば逃げるときの大義名分になる

今はもっと先の世界がみたいと
もっと自分の中に眠った世界を
叩き起こしたいと思っています。

ありがたいことにいろんなお店や企業から
お仕事の打診をいただく日々

経営者の方々と話すたびに
それぞれに歴史があって
志や宮崎を豊かにしたいとか
もっといろんな業種で活性化していきたいとか
考えて実際に行動している方々のなんと多いことかと
ハッとします。

雇用を創出し、その中でいかに社員やスタッフが
働きやすく自主性を尊重して活かす場を作り出すか
頭の下がる話ばかりです。

それは個人のお客様も一緒です。
店に定期的に顔を出してくださって
コロナで困っていないか、体調は大丈夫か
心配ばかりしてくださり
無理しないでね!と気遣ってくださる。

言葉はなくても態度で愛情を示してくださる方も
沢山いらっしゃいます。

その度に地域にとっての店や企業とは
なんだろう?どう在るべきだろう
何を返せるのだろう
私からは何を差し出せるのだろう
そんなことを考えています。

それと同時に日々の店では
日常に行き詰まって花を買いに立ち寄ってくださる方
嬉しいことがあったからと報告に来てくださる方
みなさんそれぞれに抱えたものがあって
それをそっとおろしにやってくる

私にできることは
花たちとただそこに佇むくらいしかできないのですが
それでいいのかなと最近は思っています。

私はもちろんカウンセラーでも
セラピストでもないし
達観した人生経験もない

それでも掛け値なしに
いつもここで楽しんでみなさんがくるのを
待っていると言うこと
そこに息づいているなんだか不思議な存在

ご存知の方には言うまでもありませんが
この小さな植物屋の店主は
万全でも万能でもありません・・・

むしろ足りないとこを数えたら笑えてきます。

だからこそ
テンパりながら、あっぷあっぷしながらも
元気に飛び回っていることで
なんだかホッとする方もいるのかもしれない
そんな風に感じるのです。

そんなわけで日記のような駄文でも
日々書き連ねています。

日々は選択の連続で
進むべきか
立ち止まるべきか
はたまた少し戻るべきか

どれを選んでも
引き受ける覚悟を持つことでしか
迷路から抜け出すことはできません。

煮詰まってしまいそうな時は
身近にいる誰か信頼できる人に
弱音を吐露しちゃえばいいです。

花を見にくるでもいい

自然の中に1人身を置くでもいい

逃げ場を自ら無くしてしまわぬように
逃げてもいいんですから。

台風心配ですね・・・
用心に用心を重ねて
取り越し苦労だったと言えますように。

被害が各地に出ないように
皆様が無事でありますように
ただひたすらに祈っております。

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