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写真の愛らしい女の子はアンちゃん3歳1ヶ月
お店がOPENしたほんの少し前に
この地球に生まれ落ちた赤ちゃんでした。

最初はもちろん首もふにゃふにゃで
体もふわふわの赤ちゃんではじめまして。

それから彼女の成長を節目節目で見てきましたが
本当に大きくなって、
おしゃべりも上手になりました。

彼女を可愛くてたまらないお父さんが
アンちゃんをもどかして遊ぶ話、
シルバニアファミリーの車を持って逃げる話
音楽が大好きなお父さんの
山のようなレコードコレクションの中から
好きなレコードを聞かせて欲しいとせがんでいる話
一生懸命に日常を話して聞かせてくれます。

小さな子どもの成長の眩しさ

それは大人になっても同じような気がして
ただ変化に疎くなるだけなのか
時間に追われて見落としてしまうだけなのか
しみじみと考えていました。

人の成長と同じで
人と人の付き合いも即席では積み上がりません

例えば、花のデザインのオーダーを頂く時
最初からその方の求めるものに
最大限で応えることは
私のようなタイプにはきっとできません。

もちろん最大限努力はします。
でもその方がどんなものを本当に求めているか
正解はどこにあるのか
渡してから暮らしに根ざすその後まで
想像の範疇は超えられない

少しずつ通ってくださって、
時間が重なり
コミュニケーションをとり、
互いの人となりを知り
支えられたり、支えられることがあったとして
そのかたをイメージした花はどんどん
変化していきます。

よくあのお店にあるあのリースと同じものを・・
そんな風にご注文をいただきますが
それはできませんときちんと説明して伝えます。

その都度その方だけ、その空間だけを
イメージして降りてきたもの
それは2度と降りてこないその瞬間のもので
その方との積み重ねた時間や場所が
つくり上げたものだからです。

毎回同じレベルのポテンシャルを発揮するのが
店としては正しい形なのかもしれません

極めて不器用で融通が効かない私は
こんな形で少ないおひとりおひとりと
向き合うことでしかベストが尽くせないようです。

それを許してくださる方々が
下手くそなやりくりながら
七転八倒の私を見てしょうがないなあと
店を支えてくださるから私はコツコツと
自分にできる方法で店と歩けるのだと
あらためて感謝の日々です。

周りとの関わりも
自分のやるべきことも
これから出会うであろう人も出来事も
全ては昨日までの積み重ねの集大成

そして奇跡のように今日を迎え
また積み木を積み重ねるように
またみちなる道を歩く
弛まず前進できるよう
関わってくださる方々へ感謝を抱えながら
首から上はヘラヘラ笑って
首からしたはできることを最大限に
ジタバタ犬かきしていようと
そう思います。

アンちゃん3歳おめでとう

これからもすくすくと楽しいことを探すことが
上手な女の子になってね。

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