真昼の月
昨日見上げた空に広がる鱗雲と真白な月
月ってそもそも何色をしているんでしょう
みんな知っているのかな・・・
私は子供みたいに当たり前のこと、当然大人になれば知っていることが
根本的に欠落していることが多々あります。
本人は気付いていなくて
少しズレているところがあるらしいことに
最近気づきつつあります。
子供の頃、好きなことはとことん突き詰めたり
努力のようなものさえ厭わないくせに
興味ないことや苦手なものはとことん頭に入らない、
手を付けられない子供でした。
故に知らない一般常識が沢山あるのかもしれません。
真昼の月が好きです。
先日高千穂にある古祖母山に1人登って山頂で快晴の空を見上げたら
真上に大きな月がありました。
写真に収めようと四苦八苦(iPhoneだから限界は知れてますが)
全く写真にこの目で見たまま収まらない
フォトグラファーの親友にどうやったらうまく撮れる?と
標高1700超の位置からメールしました。
「それなりのカメラのレンズでないと月は難しいかな。
人間の目がどれほど優れたレンズかわかる?
人間の目は自然とピントを定めて映し出す
これ以上高性能なレンズはないんだよ」
要はその目に焼き付けておいでと。
つい私は興奮したもの、美しい世界を目の当たりにすると
大切な人にも共有したいと思ってしまう。
けれどその場所、瞬間でないと体感できない世界が
この世には沢山あるのです。
視力が自称アフリカ人に近いくらいにいい2.0の私には
月の模様までがはっきりとこの瞳に映し出される
ウサギは見えないけど
真昼の月も
夜の海に浮かぶ満月の表情さえも。
心揺さぶられる瞬間を幾度となく見せてくれる
日々の暮らしも同じように思うのです。
その瞬間に集中すること
これが意外と難しくて気が散りがち
あれもこれもうまくこなそう
要領よくやろうと思っても
そんなに沢山のことを急にこなせるわけもなく
この両手、両足で今できること
それに夢中でいれば自ずと道は拓けるのかなと
そう信じています。
今だってポンコツで失敗だらけの毎日ですが
想像しうること全てやってみて
誰かの笑顔に繋がるといいなと
必死に進んでいればなんだか道はできていくもので
また明日への力へと昇華されていきます。
あれやこれや現実的に思案する時間も大切ですが
あくまでも建設的に楽しいものでありますように。
そう自身にいつも心がけています。
頭ばかり動かしていると煮詰まります。
そんな時は山にいきましょう!と私は口癖のように
友人にもお客様にも伝えます。
足を動かし、心と身体を温めていれば
心も自ずと向かうべき光射す方向へと
動き出します。
これは本当に騙されたと思って山やハイキングに興味ある方は
やってみて欲しいです。
自然のくれる底知れないパワーやエネルギー
植物のくれる柔らかな癒し
ただ森に行って
瞳を閉じて深呼吸するだけでも
次に瞳を開いた時に感じる世界も肌を伝う風も
変わっているかも知れません。
自分に集中する
他の誰のせいにもせず
覚悟と責任を持って
自分自身から心豊かに満たすこと
そうすれば自ずと周りにも何をできるのか
何をすべきかの直感が研ぎ澄まされていくように
感じています。
花を一輪飾るのでもいい
心地良いもので充すことは
いとも簡単なこと
言い訳して周りのせいにしても誰も心地良くなんて世界を
変えてはくれません。
自分自身を満足させることも
納得させることもその先にしか存在し得ないと思います。
自分から一歩動き出すか
立ち止まるのか。
私はいつも前者でありたいと決めています。
転んでも泥んこになっても
違う景色は新たな発想や糧を教えてくれる
春になったら気軽に山日和
私にも知っている方、知らない方から
山に連れて行って欲しいや教えて欲しいとよく言われますが
できません。
当たり前ですが素人ですから。笑
安全に長く楽しみために
何事も最初の師、基礎知識、はとても大切です。
そんな時こそせっかくこの町にあるお店へ。
専門家の元へ気軽に相談に行ってみてください。
PORTALさんは面白い店です。
店主が少年のように好奇心旺盛でバイタリティに溢れていて
山に興味ある方、
一歩を踏み出してみたい方達を
スタッフさんと共に何より1番楽しませる術を日々貪欲に模索しています。
その上で私も一緒に山を楽しめる日がきたら嬉しいです。
最近は私もいろんな方と山へ行きます。
今年はもっと沢山の山にいろんな方と行こうと
思っています。
自分をごきげんに楽しませてあげれる人は
素敵な人が多いです。
今日も前のめりに好奇心旺盛にいきましょう。
心豊かな土曜日をお過ごしください。
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