帳尻合わせ
日々の仕事、プライベート
予想だにしないこと、計画外のことが日常茶飯事に巻き起こります。
計画通りに行けば心は乱れないだろうけど
未知なる自身のポテンシャルを引き出すきっかけもないわけで
世の中はうまくアメとムチで成り立っているなあと感じるわけです。
昔に比べれば逆境の時も困難にぶつかった時も
立ち向かう術というかタフな精神も少しはできてきました。
それでも気づかずに積み重なる疲れややるせなさみたいなものはあります。
ほぼ気づかずになんとなく身体が重くなってくる。
精神的にはまだまだいける!と過信するのですが
そう甘くもない。
そんな時に山に行く
これがストンと腑に落ちる
私の中でいろんなチャンネルと帳尻があってしまう
不思議な特効薬なんです。
最近は週1はどこかの森にて1日駆け回ります。笑
お気に入りのポンポン付きのニット帽をかぶってまさに子供のまんま。
森の中を被って歩くと、ポンポンが頭にコツンコツンと優しく響いて
なんだかスキップしたくなるのです。
ゆっくり植物や野鳥と戯れたいときは1人だったり、
ご縁で一緒に行く山を大好きな誰かだったり
あの世界の美しさを見せたい山遊びはじめての誰かさんだったり。
不思議なもので普通に暮らしていたら出会うはずのなかった人たちが
初めまして!・・・で自然とタイミングあって
一緒に高千穂の山奥でワイワイはしゃいで1日遊び倒したりするのです。
山の持つ懐の深さゆえでしょうか。
立場も年代も関係なく、山のここがいいよね
職場でも盛り上がっちゃうよね!なんて話が飛び交い
次は何をしようか?
テン泊に一緒に行って星を見る?満月の夜にする?
道具は次にPORTALで〇〇を買うんだよ!とか。
みんな通って指南を受ける店も一緒
地元にこんな店があってよかったねとか
もっとそれぞれの専門的な面白い店が増えるといいねえとか
楽しい未来の話ばかりです。
こんな心震える世界がすぐ近くにあることを知らなかったけれど
今のタイミングだからよりフラットに自然体で暮らしの中に
取り込んで楽しめるのかなとも思っています。
結局私は根っからの野生児で
木登りもしたいし、走り回りたいし
寝転んで植物をずっと観察していたい
そんな時間を過ごすことで
日常の滞っていたことが
いとも簡単にスルスルと流れ出す
煮詰まっていたことも
考えても仕方ないじゃないか!と笑えてくる
行動せずに悩んでいることは
ただの妄想でいいことなんて何にもない
そう体感として自然に気づかされる
気づけば心身の体幹もしっかりとしてきたように思います
不思議なほど他人のヤジもネガティブな意見も耳に届かなくなり(鈍感なだけ?)
好奇心とワクワクに満たされる帰りみち
こんな世界を教えてくれてありがとう
いつも帰り道に師匠に向けて空に向けて心で呟くこと
健やかに今日を生きる
その帳尻がピタリと合う
今日も明日も昨日の自分に負けないように
もっと周りに感謝を返して、楽しいことを
ばら撒いていけるといい。
そのために心のチャンネルも合わせていこう
「いつか花屋を山の中の小さな小屋でしながらガイドして歩くのが夢なの」
そんな話をしたら
はじめて同じ時を過ごしたばかりなのに
みんなぴったりだねと!想像したらそれ絶対楽しいね!と
笑わずに聞いてくれたこと。
嬉しかったある春の天空の庭でのひととき
山っていいな
川も海も自然は全部好きだけど
やっぱり植物が四季折々の表情で迎えてくれる森の中が
1番呼吸が楽です。
もっと沢山の人に
知って欲しいな、感じて欲しいな、と日々想うのです。
いつも成長を見守っている宿り木
少しまん丸に大きくなりました。
春はもうそこまで
葉っぱが茂りだしたらしばらく見つけられなくなるかな。
また会いに行くね。
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