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日常的によく言い交わされる言葉

「程々に」

私なんかも自分のペースの限界が
イマイチよくわからず
猪突猛進で突っ走るため
周りによく言われる言葉

ついなんでも度を越してしまう

普通とか一般的に・・ということから
あえて逸脱するつもりもないのですが
興味や好奇心が常に先行する傾向にあるため
結果”ほどほど”から遠く離れてしまう

目下のそれは愛車について。

もうすぐ18年になる愛車との日々
来週で物理的には終止符を打たなければ
なりません。

これが予想打にしないほどしんどかった
まだ継続してしんどいのですが・・
車に乗っても
降りても
涙が止まらない

仕事していても
あり得ない怪我ばかりしてしまう
刺し傷、火傷、なんのその

オーダーに没頭している間は
もちろん花に意識が行くので
車のことを考えてはいないのですが

1人でのルーティン的な単純作業中
水替えすれば花瓶をガシャンガシャン割るし
棘をむやみに刺してしまったり
普段ならしないようなミスばかり。
なんだか気持ちが定まらない

センチメンタルに浸るとか
そんな話ではなく
車は私にとっては
相棒であり、憩いの場でもありました
一緒に走る感覚
馬みたいなものです。

沢山の時間を共有してきて
物事には何にでも永遠なんてないのに
ずっとずっと一緒に居られるような
そんな錯覚さえ覚えていたのだと思います

程々に好きになれたなら
こんなにバランス悪いこともないのでしょうが
それだからこその私なのかなとも。

100かゼロ

中途半端に欲しいものもなくて
自分の中の物差しは
いつも明確にジャッジを下してくるから
楽といえば楽です
迷ったりはしない

必要かそうでないかの判断は
いつも早くてブレない

考えてみると
程々に・・・とできない生き方が
今に繋がっているとすれば
いや実際に繋がっているので
かなり難ありではありますが
受け取る感受性もより深くなるのかなと
そう感じます。

この程度でいいか!

と思える器用さがあるタイプだったなら
自分自身を信頼することも
判断にスピード感を保つことも
道無き道を、根拠なき希望だけ携えて
歩く勇気も持てなかった

なんとか歩いてみよう
自分が誰かにできる何かを
必死に模索してみよう

表に立って店を1人構える、
それは当然にプラスもマイナスの反応も
評価を受けるわけです。
私の中で1番大切にしている
花との向き合い方に対して
それらを引き受ける覚悟

肯定的な意見ばかりでないことも
当たり前です。
それも含めて受けて立つ

チャンスがやってきて
やっただけ可能性を伸ばせるって
こんなに幸せでラッキーな環境は
ありません。

人生は経験が全てであり
その中での人との出逢いで
さらに彩りや奥行きを増していく

「生きてるだけで丸儲け(明石家さんま)」

日々これに尽きます。
今日も目が覚めてよかった!
身体も頭も当然のように
動くなんて恵まれている

こんにちはも
さようならも
全部受け止めて
今日も健やかに笑えますように。
眠る瞬間に
「ああ、いい一日だった」

そう思えることを目標に
頑張ろう私。

闇雲にやりすぎてしまうのが難点で
身体に歪みが出て、
エンジンかからなくなったりして
ハッとすることも多かったのですが
これからは心身の”ほどほど”は
気にしてあげながら・・

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