週末はご予約なしでお気軽にどうぞ。

そう言ってみてもあまり来ないかも・・・
誰か来てくれたら嬉しいなと
そんな風に思う土曜の朝

オープンと同時に次から次に
お馴染みさんだったっり、
初めましての方だったり
沢山のお客様とお会いすることができました。

スイッチを入れてからは
お腹も空かないし
ひたすらお客様とそれぞれのニーズに合わせて
花を束ねるのみ。

会話もひとしきり楽しんで
それぞれの日常とキャッチボールを
させていただきます。

こんなことがあった
あれはどうなったよ
こんなこと考えてる

他愛ない会話から
それぞれの会えなかった日々の
穴を埋めていく感覚

そして今日から傍に置いてくださる
花たちを楽しそうに
選んでくださる

オープンしてからクローズするまで
ほとんど休まずお客様と会話して
花をつくるため
全力疾走で走り抜けたような
そんな感覚の今です。

達成感というか
充足感

クヨクヨすることも
自信をなくしてしまう時も
そんな時間が全部
洗い流してくれて
私は私らしく
頑張ればいいんだという
そんな安心感をお客様との
やり取りからいただきます。

これはお世辞でも
社交辞令でもなく
こんなへなちょこな私が
本当に日々健やかに生きる力を
いただくのです。

そうして自分ができること
お客様に返せること
周りの応援してくださる方に返せること
夢中に積み上げていくうちに
後ろ向きになりがちだった私は
人様の善意とか優しさにはより敏感になり
涙脆くもなるのです。

逆に他人からのネガティブな感情とか
敵意みたいなものにいい意味で鈍感になる。

言いたい人には言わせておけばいいし
すごく好きになってくれる人がいるということは
すごく嫌われても当然なこと。

世の中は相性ってものがありますから
それは抗えません。

それでも後ろを向く余裕がない
その時間があれば次のオーダー
次の案件のデザインを考えて
資材や材料の手配に回らなければ
仕事がいつまでも山積み

何事も無我夢中にやれば
周りにもポジティブな目線でいいところを
見つけることが得意になるし
逆にもたもたしてれば
人の粗探しになるのかもなと
そう思います。

夢中になれるものが見つかったこと
それは宝くじ一等にに当たる以上に
奇跡的でラッキーなこと。

そしてその連鎖は自分をより
豊かな人や場所へと
連れ出してくれる

まだまだ旅の途中で
つまづくことももちろん沢山ですが
今日も最高に満たされた１日でした。

御来店くださる皆さんの顔
なかなか来れなくても
どこかで見守ってくださる方の顔
いつも思い浮かべています。

花は優しいし
植物は豊かで強い
私もそんなタフで繊細な彼らのように
在りたいなと改めて感じる今日このごろ

いつも店を思い出して
楽しんでくださって
ありがとうございます。

そのエールはいつも私の心に
温かな温度を伝えてくれています。